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(500)日のサマーのKAZのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
3.5
若い男女の出会いから別れ、その後までの500日間。

○○日目としてその日の2人のエピソードを見せるんだけど、順番が時系列じゃなくバラバラな所が面白い。
まだ幼かったクロエちゃんが、ガキンチョカウンセラーみたいに主人公の恋の悩みを聞いてあげてたのも面白かった。

恋愛に対して真面目で真っ直ぐなトム君と相手を遊び相手としか見ないサマーちゃん。
だから2人は一見恋人同士みたいだけど、気持ちは微妙にズレてるんだよね。

最初にサマーちゃんは「私は好きになっても真剣に恋愛はしない」ってしっかり意思表示してたよね。
それでも本気になってしまったトム君。
男はいつも真剣なんですよ。

初めて観た時はこのサマー!なんて悪い女なんだ!って思ったけど、何度も観てたらそうでもない。
真面目なトム君の思い過ごしだったんだよ。

初めてサマーちゃんと一夜を過した翌日のトム君のノリノリの演出。
あのシーンは製作年からして後発の『モテキ』が完全にパクってる。

ラストは悲しい恋愛を経験したトム君に新たな恋が芽生えそうな流れで終わった。
500日目の表示が1日目に変わったのがそれを暗示してる。

トム君!次は頑張って良い恋愛しろよ!って応援したくなった。
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