ぶちょおファンク

(500)日のサマーのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★1.5 終盤★2

amazonプライムビデオには何故か字幕版はなく日本語吹替にて鑑賞。

この映画は『(500)日のトム』のある一章の物語であって、サマーは副題程度の存在でしかなく、『(500)日のトム サマー編』が正しいと思う。

終盤の“理想と現実”からの映像表現は非常に素晴らしいと思いますが、
それ以前のオシャレと思わせる映像や演出がどれも大してセンスを感じられず、監督が後半急に覚醒したのかというくらい差があった。

特にタイトルにもなっているサマーという一見普通の女性が実は不思議な魅力サマー効果があると最初にものすごくハードルを上げ、
追々サマーの性格等が描かれていきますが、そこまで魅力ある女性には思えなかった。
まあ基本は彼女にはそういう流れになるナニかを持っているらしく、
今回サマー効果をトムが得られるとしたら“運命”だろうという前置きからすると、オチが本当の運命ということか…?

トムもトムで、後半会社の同僚を傷つける言動も元はと言えば自分の私生活でのイライラから来たもので、それを八つ当たりでブチまけてるのは酷すぎる。
本音で生きる決意は自分の胸の内でやってくれ。

同性としてトムに感情移入できず、
異性としてサマーにも魅力(性格の)を感じませんでした。。。(見た目はタイプです(笑)

失恋した時に観ると良い映画かもですね。

『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督、もしかするとセンスの合わない監督リスト入りかもだ。


2017年160本目