最初に予告されてた通り、恋愛映画じゃなかった。
それにしてもトムは面倒な女に引っかかったな。いや、トムも相当めんどくさいヤツ。
でも周りの人達が良い人ばかりね。会社の社長さんや同僚、友人。特に妹レイチェルは何歳くらいの設定なのか?小学生なのは間違いないな。なのにモテない仲間ばかりの兄貴に女としてのアドバイスをしてくれる。
話はだからトムとサマーを中心になってるが、実はサマーの周りは何にも描写されず、トムの関係者しか登場しない。
サマーは確かに可愛らしいが、愛を信じないと公言する。逆にトムは運命的な出会いを頭から信じてるから、本来なら水と油なはずだが・・・
なんでカラオケの後にあんな事言う?コピー室であんな事に?IKEAであんなに親密?その後も・・・
そらトムじゃなくても振り回されるさ。そして290日目。さらに、冒頭の488日目。
日付けが、488日目から始まり、1日目から、あちこちに飛ぶのだが、コレがとても良く出来ていて、出会って親密な時期とサマーが冷たくなる対比を現しており、とても分かりやすいし、まとまってる。
交際が始まったばかりで浮かれてるトムの心情を表すシーンはいかにもプロモ出身の監督さんな感じだな。
そう、全ては偶然なんだよ。運命に見えるモノはあくまでも過去を振り返ってみるとそう見えるに過ぎない。
でもラストの彼女の登場で思わず吹いてしまったよ。