90年代のロシアはソ連体制が崩壊してから経済も落ちこんで失業者も増えてた
この母はもう過去のものとなった葬らなければならない共産主義の象徴。しかしこれからどうしていいかわからず彷徨う。
これは90年…
昭和天皇をモデルに「太陽」(2005)を制作し話題になったアレクサンドル・ソクーロフ監督の代表作。原題は「MOTHER AND SON(母と息子)」。邦題もこの方がわかりやすくて良いと思う。森の中で…
>>続きを読む恋人の髪を撫でるみたいに母ちゃんに触れる究極のマザコン映画だった
窓を開けた先に広がるお花のついた木につかまれた!美
ピクチャレスクが合言葉のようにリーフレットで解説されてたけど、ほんとにピクチャ…
このレビューはネタバレを含みます
明るくなったり暗くなったり
交じり合う光と影
彼らの心の中とリンクした
そしていろいろな考えで揺れていたけど最後には彼なりの信念があった
蝶?が潰れてなくてよかった と思ったけど、…
途中、余白が多すぎて余計なことを考えてしまった。実はこうなのかな?とか邪推をしちゃう。それくらい、二人の持ってる空気感に広がりがあるのかも。
ある映画が神の視点で撮られている、みたいな話になるほどな…
世界観がやべぇ。これなに?
幻覚なの?絵画なの?
多分ゴッホが見たら叫ぶレベル。
そのくらい画がやばい。
歪み?幻覚?なんか言葉にならんレベル。
絵画の中いるみたいなんだけど現実?
ロシアが誇る…
他に何もない広大な大地に朽ちた家。
衰弱し死期が近い母と、寄り添い見守り抱きしめる息子。
散歩に出たいという母を抱きかかえゆっくりと歩く息子。
遠くから聞こえる雷鳴、黒い雲。
白樺の木、昔の絵葉…
遠くに響く汽笛と大気を裂く風の音がさみしい。静かに世界が去ってゆくからだ。そうして、のっぺりと平板化させられたフィルムの歪んだ世界の内部に母子が閉塞する。今際になって生まれた頃の思い出を訥々と話す母…
>>続きを読むこれはかなり苦手。ストーリーは置いておいて、編集で画面を歪ませたり淡くしたりと、これを映像美とは呼びたくない。アプリでの加工が日常的になってしまったゆえに、本作の技法が陳腐に見えているだけなのかもし…
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