GOROTUKI

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんのGOROTUKIのレビュー・感想・評価

3.3
一般的なエリートコースは
開成からの東大ですが
映画監督のエリートコースは
映画美学校からの東京藝大が
今の日本映画教育環境に於いて
エリートコースだそうです。
映画美学校フィクション科コースを修了後
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域
(講師は黒沢清監督・北野武監督)を修了
そんなエリートコースを歩んだ監督こそ
瀬田なつき監督その人です!

本作が商業長編デビュー作品
監督の特徴は時間軸を
バラバラにして組み立てた演出です
本作では
「過去」「現在」のトラウマを対照的に
繋ぎ合せて見せていましたよ。
監督のインタビュー曰く
「「存在」とか、「記録」とか、「記憶」とか、そういうキーワードが好きだったので」
と言っていたので間違いないでしょう。
そこに本作は嘘つきみーくんの「嘘」が
介入するので面白い演出になっていました。
キスシーンでは特撮技法
スクリーン・プロセスを使用したり
実験的な部分も嫌いじゃない!
注目したいのはココ!
『時計じかけのオレンジ』の
強姦シーンの「雨に唄えば」、
『ミレニアム』(ハリウッド版)
ではエンヤの「オリノコ・フロウ」が
拷問の際に流れる。
人が嫌がるシーンに癒しの曲を被せる演出!「悪趣味演出」と僕は呼んでいますが本作は松任谷由実の
「ルージュの伝言」
柴咲コウバージョンでした!悪趣味!^_^;
今後に期待です!