こーへー

柳生一族の陰謀のこーへーのレビュー・感想・評価

柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)
4.3
‖レンタル‖
超イケメン、萬屋錦之介を見ようと思ったらおじさんになってた。
かっこいいおじさんだけどね。
萬屋錦之介、千葉真一、三船敏郎、松方弘樹、原田芳雄、丹波哲郎。
もう名前だけでレビュー終わっても良いぐらいの昭和を代表する名優たちがズラリと並ぶ。

産まれながらの醜い容姿と吃音ゆえに、父親から疎まれている徳川家光(松方弘樹)。
この大柄な体と顔で暴れる姿が迫力があって怖い。
そして、それを見守る宗矩(萬屋錦之介)がかなりの冴え者で、あの冷静な表情で状況を次々と動かしていくのは余りにも有能で惚れ惚れする。

この映画で最も人気なのが柳生十兵衛(千葉真一)だと思う。
ギラギラした目と風貌からかなりの荒くれ者だと思うんだけど、その剣さばきは天下一品。
味方につけとけばかなり頼もしい存在だし何よりかなりイカしている。

そんな名優たちがしっかりとしたキャラ付けをもとに、規模の大きい物語を動かしていくのだから紛れもなく名画でござーる。って感じでした。