タラコフスキー

白い少女のタラコフスキーのレビュー・感想・評価

白い少女(1958年製作の映画)
4.9
顔の無い眼はそこまでピンと来なかったけどこの短編は評判良いから見てみたら、映像は粗かったけど確かにヌーヴェルヴァーグ的魅力が備わっていて素晴らしい。

主役の少年は勿論地下鉄の駅を歩く人々も地下鉄が行き交う光景も電車内の白い少女と少年が顔を合わせる描写も、どれも実に良かった。

しかしここでは新鮮味のある表現ばかりだったのに、フランジュはこの後の顔の無い眼でどうしてああも古典的に仕上げたのか、誠に不思議でならない。