死者からの手紙に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『死者からの手紙』に投稿された感想・評価

もろタルコフスキーでポスト・アポカリプスなSF映画。シェルター内で裸で過ごす女性、自殺する老人…終末的な風景が素晴らしい。
物言わぬ子供たちに未来が託されるのだった。
土間埋

土間埋の感想・評価

3.5
ストガルツキーのソ連製終末SF。

セットとかバリバリに金かかってるんだけど、モンタージュ頼りの演出が上手いとは思えなかった。

核戦争後人類がほとんど死に絶えた世界で「人類はまだ生きている」という確信を持ちながら毎日計算し続ける科学者(1日の単位「薄明」を発明する)の姿、バスが乗り上げる瓦礫の街・本と死体の川、そんな世界で死…

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菩薩

菩薩の感想・評価

4.6

コンピューターのトラブルと7秒の人為的なミスによって壊滅した後の世界が舞台のディストピア映画。これがアメリカ映画ならば、人々はそれでも逞しく、残された少ない資源を奪い合って更なる争いを重ねたり、そこ…

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ソビエト映画特集@シネマヴェーラ

これは好みでした。クリモフといい、ソビエトの映画人は言葉通りに「地獄」のイメージをみせることができますね。オープニングクレジットの廃墟と化した地上世界のセピアがか…

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takandro

takandroの感想・評価

3.0

暗い暗い暗すぎる…まずロケ地なにこれ。ソ連ロシア映画はどこで撮ってんのか作ってんのか…本当に世界終わってんじゃないかと。。色も黒と黄色がかったものばかりでとにかく鬱々としてる。淡々と序盤は進んでくけ…

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「人類は前進さえしていれば希望がある」

2019/3/30
2022/6/11
核によって荒廃とした都市にモノクロに黄色味がかった無機質な映像。

ラストの絶望の中において、少しの希望を満ち溢れさす子供たちのシーンはどことなくカラマーゾフの兄弟を思い出させた。
kam

kamの感想・評価

3.8
序盤はあまりに淡々と進むので、眠くなってしまったが、後半は見応えあり。ヒトって何をもって人になるのか。

セピア調の映像の白黒に黄色のシーンと青のシーンをうまく使って、場所の表現をしている。

アテネフランセのソビエト映画特集で上映されて興味を持ったけど、ゲルマンやソクーロフ、タル・ベーラらに通じる映像の力を持った作品だった

監督や作者の本意ではないだろうけど、まずマッドマックスからヒャ…

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