てんやもん太郎

大番 完結篇のてんやもん太郎のレビュー・感想・評価

大番 完結篇(1958年製作の映画)
4.7
ここまで来るともはや、それぞれのキャラクターが可愛くて、
ストーリーはそんなに気にならなくなってくる。
それぞれが幸せになって欲しいという気持ちで観ていた。
一人の男の七転び八起き!!
ギューちゃんに勇気をもらった。
憎めないというのはとんでもない才能だ!

淡島千景は一体何回「あんた」という台詞を言ったのだろう。
そして、何通りの「あんた」が言えるのだろう。
超名優は一つの台詞を何百通りにも言えるというけど、
淡島千景もその一人だ。
しかし、残念なのは、なぜ最後に三木のり平が出てこないのだろう。。。
上京してきてほしかった。
にしても獅子文六は大磯が好きだなぁ。