ベッド・ミドラーと言えば
ジャニス・ジョプリンをモデルに作られた映画
『The Rose』が代表的だと思いますが、
私は、母親の娘への深い愛情を描いたこの映画が最も忘れられません。
『ステラ』
オリーヴ・ヒギンズ・プローティ著のベストセラー小説『ステラ・ダラス』がモチーフなんですが
なんと3回映画化されているんですよ。
私は、若い頃映画館で観たのですが、涙で顔がボロボロになった想い出があります。
今観たら、あの頃以上に泣けるんだろうと思います。
切ない気持ちに落ちるので
もう一度観たいと思いつつ勇気がありませんでした。
娘にとって決して生まれも育ちも良いとは言えない
母親ステラは自分の存在が娘の幸せの足かせとなるのではないかと思っていて
娘ジェニーが嫌っている呑んだくれの男友達エドと結婚するので、ジェニーの存在が邪魔だと嘘をつくあたり、本当にせつない💧
娘と大喧嘩してまで突き放して、あえて、自分は身を隠すの。それは全てこんな母親がいては娘の幸せな結婚の邪魔になると考えたから。
辛いなぁ。
ステラが娘の結婚式を外の垣根に隠れて見ているラストシーンはもう忘れられない名シーンです。