HitomiAizawa

殺しを呼ぶ卵のHitomiAizawaのレビュー・感想・評価

殺しを呼ぶ卵(1968年製作の映画)
2.8
監督はGiulio Questiのはずですが、、。

この映画の中で良かったのは、出演者と音楽です。

今まで色んなジャン=ルイを見てきましたが、初めはいつものように紳士的だったのが、ラストにかけて狂っていったのは珍しかったです。

『キャンディ』のエヴァ・オーリンが男を狂わせるに十分なロリータ的魅力を発揮していました。

音楽はイタリアの前衛的音楽家ブルーノ・マデルナ。彼の音楽がとにかく斬新でギターとスキャットのようなヴァウトで唸りました!

ストーリーは、機械を取り入れたモダンな養鶏場が舞台で、社長のアンナ(ジーナ・ロロブリジータ)その夫(トランティニャン)は、両親の事故で身寄りのなくなった従姉妹(エヴァ・オーリン)を引き取り3人で暮らしているが、彼女のロリータ的魅力で男たちは翻弄され終いには殺人沙汰となるという話でした。

途中「マッドメン」みたいな広告代理店のプレゼンシーンがあって、そういうドラマに仕上げたらまた面白そうだなと思いながら見ました。
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