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ふたりのベロニカのmoonのレビュー・感想・評価

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)
4.0
ポーランドとフランス、同時刻に生まれたふたりのベロニカ

片方のベロニカが亡くなった時に感じた大きな喪失感、初めての恋、この広い世界のどこかで自分がもう一人生活を送ってるんだとしたら…違う国に生きる二人を繋ぐ見えない糸を、豊かな色彩で描き出す。難解だけど映画を見る喜びに溢れる作品で、97分間ずっと目が幸せだった

くどいくらい頻繁に登場する緑色の服、車、光。この後にトリコロール三部作が始まるのかと思うと感慨深いものがある
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