おお〜これは名作。
ある女が難民キャンプから出るためにとりあえず?結婚した相手の故郷が、活火山の島で危ないわ、閉鎖的ど田舎な村だわでもー最悪...みたいな映画。
中盤までは「厭な村」モノ的な、苦しい人間関係の中で主人公をジワジワと締めつけ追い詰めていく、いわばミクロな劇をやりつつ、終盤にかけてマグロ漁からの火山噴火というスペクタクルに、いわばマクロな展開にもっていく。
やっぱり映画ってこういうのがいいよね、っていう。
どっちにも落とさない、ただ絶望がそこにある(と私は解釈した)というようなラストと良き。