ショーン・コネリーの復帰作ということで、テンション最高潮!?と思いきやわりとそうでもない。前作もそうであったが今作でもストーリーが鈍重でまったく面白くない。アクションもそれなりだし、秘密兵器もあまり登場しない。やはり初期の4本が神がかっていたのかもしれない。コネリー自身もわりと歳をとったのも伺える。格闘シーンでもやられる描写が増えた。
ただそうは言っても007の看板があるので、それなりには楽しめるのだ。
今作での最高のカースタントはマッハ1の方輪走行だろう。アメ車というのがボンドらしくないのだがこのマッハ1に秘密兵器を満載にしていたらきっと人気が出ただろうに。。。
月面車も出てくるが、まあこれはアレだ。それほどアガる乗り物ではなかったな。
もう一つ今作の目玉はブロフェルドの女装だろう。美女。。ではなくオカマのおっさんに変身していた。
ダイヤモンドを利用したレーザーを人工衛星に装備して、地上を攻撃しようというのは後の「ゴールデンアイ」や「ダイ・アナザー・デイ」の先駆けとも言える。