wiggling

ノスフェラトゥのwigglingのレビュー・感想・評価

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)
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超濃厚なゴシックテイストが味わい深いドラキュラもの。リメイク作品なんだそうで。
ドラキュラ伯爵役がクラウス・キンスキーだってこと、あとで調べるまで気付かなかったよ。それは異様な白塗りメイクだけが原因ではなく、キンスキーの野獣っぷりが影を潜めていたのが大きい。あのキンスキーを御すことができるのかという驚き。

見応えのあるシーンはたくさんあったけど、特にドラキュラが帆船で街に向かうシーンに心を奪われた。吸血鬼ものはそれなりに見てるけど、こんなふうに旅をするドラキュラって初めて見たわ。黒い棺桶に入り大量のネズミを従えて運ばれるシーンの格好良さぱねぇ。
ドラキュラ伯爵の話って、ペスト来襲のメタファーとして創り出されたという理解で良いのかな?

そして忘れてはならないのがイザベル・アジャーニの透き通るような美しさ。まるで性交のごとき吸血シーンが非常にヤバい。思わぬお宝に悶絶。