daiyuuki

ユニバーサル・ソルジャーのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)
3.8
1990年、アメリカのフーパー・ダムで、テロリストたちによる人質事件が発生した。ペリー大佐(エド・オーロス)率いる特殊部隊が駆けつけ、最新鋭の科学技術によって重装備された彼らユニバーサル・ソルジャーは、一瞬のうちに人質を救出し、去っていった。人気テレビリポーターのヴェロニカ(アリー・ウォーカー)は、彼らの正体を暴くため、カメラマンのヒューイとともにペリー大佐を追う。ネヴァダ砂漠の中に停まる巨大トレーラーに潜入した2人は、兵士たちの正体が、死体を蘇生させ、感情や記憶を消した改造人間であることを知る。捕えられた2人に、兵士リュック(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)とスコット(ドルフ・ラングレン)が銃を向けた時、突然ヴェトナム戦争での記憶が2人の兵士に蘇った。錯乱したスコットはヒューイを撃ち殺し、リュックはとっさにヴェロニカを庇い、その場から逃亡を試みる。ペリー大佐は、ヴェロニカにヒューイ殺しの汚名を着せ、指名手配にしてしまう。追跡するスコットたちから逃れながら記憶を取り戻していくリュックと、彼に惹かれていくヴェロニカは、リュックの故郷を目指す。故郷にたどり着いたリュックは、両親との再会を果たすが、襲いかかってきたスコットに、ヴェロニカと両親を人質にとられる。素手で対決することになったリュックは、激闘の末、スコットを倒すことができた。
ジャン・クロード・ヴァンダムVSドルフ・ラングレン、クライマックスで炸裂するヴァンダムの開脚蹴りやサマーソルトキックに、荒唐無稽過ぎなストーリーやこじんまりしたスケールなどの不満がぶっ飛ばされるアクション映画。
記憶を取り戻す中で人間的なものを取り戻すヴァンダムと戦争中のフラッシュバックをぶり返すドルフ・ラングレンの対照的な姿、冒頭のマシンのようなユニバーサル・ソルジャーのターミネーターぶり、ヴァンダムの開脚蹴りを見たい人にはオススメのアクション映画。
daiyuuki

daiyuuki