モールス

荒野の決闘のモールスのレビュー・感想・評価

荒野の決闘(1946年製作の映画)
3.5
末弟が殺されて、その犯人を捕まえるためにアープが保安官を引き受けます。末弟を殺したと思われるクラントン一家に必ず捕まえると捨てゼリフを残して去っていくシーンまでは如何にも西部劇て感じでした。
冒頭の伏線からは復讐劇の色が濃かったのですが、ドクとクレメンタインの登場から恋愛劇もミックスした作品になってました。当時の風情を表現するために、詩や恋愛模様を混ぜたかったのでしょうか?そういった描写が本作を西部劇の傑作に押し上げたのが事実ですが、それが緩すぎて私には緊張感が不足したように思いました。
末弟のペンダントが見つかり、クラントン一家が犯人とはっきりしたあとは一気呵成で面白かったですね。ジョン・フォードの作品らしく馬車のシーンも迫力ありましたよ☆
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