老舗デパートのコールスはクリスマスイベントのサンタクロース役が泥酔して問題を起こしたので代理人としてまるで本物のような老人を雇うのだが…
1994年のアメリカ映画。
1947年の『三十四丁目の奇蹟』のリメイク。こちらの方は未鑑賞。
クリスマスということで超ド直球だけど視聴数がなぜかそこまで多くない名作を久しぶりに再鑑賞。
今日はクリスマスにちなんでクリスマス映画をレビューしまくる人が多いだろう!
クリスマスに起こる恋愛群像劇・クリスマスに不運に見舞われる刑事・サンタになっちゃうおバカコメディ・人食いサンタのスプラッター映画まで!
それぞれの趣味が爆発したタイムラインでとても楽しいことになっているが、自分が紹介したいのはこの超ド直球クリスマス映画!
サンタは存在するか?サンタを信じるか?
というテーマを全くファンタジー色を出さずに現実的に教えてくれる名作だ!
幼い頃は信じていたサンタ。
いつごろからこんなに心が廃れてしまったのだろう…
ここに出てくるサンタクロースはもうイメージどおりというか100点のテストで120点を叩き出したかのような完璧な理想像だ!子供だけでなく大人にも夢を与え、信じる心の大切さを説いてくれるサンタクロース。自分も欧米のサンタ文化が強いところで育ちたかったと心から思った!
後半は
【サンタの存在を証明せよ!】
的な法廷ドラマになるので裁判&法廷系映画が好きな人にも楽しめること間違いなし!証人召喚にトナカイを呼ぶ法廷映画は他にあるだろうか!?(笑)
サンタのクリス役はリチャードアッテンボロー。
名前を聞いてもわからないかもしれないが一番有名なのは『ジュラシックパーク』のハモンド博士だ!
本当に完璧なサンタさんを演じている。この映画だけでも何人の子供たちがサンタを信じて希望をもったことだろうか!
他のキャストで知っているのはいなかったがジャケットにも載ってる女の子が非常に可愛くて癒された。年齢の割に賢く冷静で
「ワタシ、今糖分は控えているの。(すまし顔)」
とか言っちゃうのがたまらない。最初は全くサンタを信じていなかったのにどんどんと目が輝いて少女へと戻っていく姿はとても微笑ましかった。
このアプリをやってる人はだいたい高校生以上の大人が多いのでサンタがおとぎ話だと皆さん思ってるかもしれない。
しかし自分は信じたい。
この映画を見たあとでも胸を張って
「サンタはいない」
とあなたは言うことができるだろうか?
メリークリスマス
親になったら自分の子供に見せてあげたい、心の温まる名作だと思った。
クリスマス映画を探している方、サンタが好きな方、そしてサンタを信じていない方には是非オススメの作品。