世界最古の西部劇と言われている映画
銃で撃たれた時等演技面で時代による拙さは多少感じるものの、冒頭の列車の映像のはめ込みや長回しによって齎される緊迫感、ロケ撮影のリアリティ、そして斬新なラストシーンとセンス溢れる作品に仕上がっていて、20世紀初頭に作られたとは思えないほどの完成度の高さにおったまげた
しかしこういう完成度が高くて短いサイレント映画を見る度、見やすくて挑戦的な映像が多いこともあって、最近のドラマ性を重視した長編映画よりよっぽど映像的に見応えがあるんじゃないかと思え、100年程経って進歩したのか退歩したのかたまにわからなくなるから困る