真っ黒こげ太郎

バッドボーイズ2バッドの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)
4.7
ばっぼ~いず♪ばっぼ~いず♪
わちゅがなどうぅ~♪わちゅがなどうぅ~♪
どぅえねこんふぉ~ゆ~♪

ようやく歌えた…w

とまぁそれは兎も角、マイアミ市警のはみ出しコンビが帰ってきた!!!

こいつらの暴走は、正義の為なら止まらない!!!

刮目せよ!100億円の圧倒的破壊(バカ騒ぎ)!!!

映画は時に、金が掛かってりゃいいって時もある――――。



麻薬の密輸が後を絶たないマイアミ。
マイアミ市警戦術麻薬捜査班(TNT)のお騒がせコンビ、マーカスとマイクは今日も麻薬王を大捜索して大暴れ!!!
しかし、マーカスの妹のシドがおとり捜査官になったり、バレて連れ去られたりしてヤバい事に!!!



マイアミ警視の凸凹コンビの大暴走&超絶大破壊を描いた、刑事アクション(!?)二作目!!!
2日連続でベイさん作品を鑑賞するという、悪食にも程がある見直し鑑賞になってしまいました。w


今回は「ザ・ロック」「アルマゲドン」を得てベイさんの作風が仕上がってきた。
その結果、アクションの量も、ド派手さも、規模も、全てが超パワーアップ!!!!!!!!!!!!
更に話のスケールにギャグ、ブラックジョークも大幅アップし、前作の難点も大改善され、クレイジーっぷりも止まらない!!!!!!!!

麻薬捜査の映画だが、この映画自体が凄まじい麻薬だ!!!!!
もう全世界が降参。死んでもリスペクトせざるを得ない。
流石ベイさん!!!!!破壊大帝の名は伊達じゃねぇ!!!!!


今回は前作にも増してお話が簡素に!!!w
「麻薬王を探して叩き潰す!!」の一言で済んでしまいような超簡素なストーリー。
内容も「大暴れしたら、たまたま敵の情報ゲット!」的な感じの連続。

しかし、今作は見せ場のクオリティが凄まじく、テンポも良いしバリエーションにも富んでるため最後までアクションの特盛っぷりを楽しめる。
勿論どれも火薬マシマシで脂っこさ満点。リアル志向ながらケレン味を感じさせるアクションシーンのオンパレード。

冒頭から前作クライマックスレベルの銃撃戦。しかもこの頃からキレキレになったジョークを飛ばしてくれるから笑いながらアクションを楽しめる。
その後は約30分足らず(!?)で凄まじい銃撃戦&カーチェイスに!!!
戦争映画レベルの銃撃が街中で巻き起こり、車が宙を舞い、次々クラッシュ&大爆発!!!
特殊な車両を使って超至近距離で写された激ヤバクラッシュ描写は「コブラ11」も真っ青!w
もう完全に事故映像です。w

その後も回転アングルの銃撃戦、死体が吹っ飛ぶ不謹慎カーチェイス、そしてクライマックスの麻薬王軍団との大バトル等、脂っこいアクションの特盛状態!!!
クライマックスは刑事アクションだという事が完全に忘れ去られ(笑)、特殊部隊系のコマンドアクションっぽくなるのだが、一粒で二度、いや、百度美味しい展開に大満足。
「ポリスストーリー」モロパクリな場面もあるけど、そこはご愛嬌。w


半面、前作に比べるとドラマを挟む場面も慌ただしくなって落ち着きがない。w
「前作はまだ真面目に刑事アクションやってたんだな…」と思うくらい、騒がしいドラマのオンパレード!w

しかし、今回はギャグも笑える場面が多くなり、笑いが止まらんwwww
(特にウ~サァ~!の場面やテレビ屋さんのホモ会話で大爆笑!www)
主役2人の掛け合いも前作から冴えまくり、騒がしくて楽しい。
また、今作のヒロインが真っ当なキャラで、前作のようなムカつく言動もなくしゃしゃり出てくることもない。正にヒロインの鏡。w
主役2人の人種差別や死体絡みの会話は賛否別れるとは思うけど、個人的には前作のヒロインのヒステリックに比べれば何億倍もマシです。w

クライマックス直前、敵地に乗り込む前の「俺達も一緒に行くぜ!!」的なノリもベッタベタながらカッコよく描いていて滅茶苦茶アガります。

「俺らは生きるも一緒、死ぬも一緒、一生悪友(バッドボーイズ)だ!」


なお、何故か今作はグロ描写や悪趣味な人体破壊も含まれていますが、そこら辺が苦手な人はちょっと注意かもな。
まぁ、それはいいか(オイ)。殺人鬼のホラー映画でも見て慣れてください。w


そんな感じで、続編ながら前作の問題を見事にクリア。
ベイさん度数の高い、「これぞハリウッドの大作アクション映画だ!」と言わんばかりの、超絶デカ盛りな逸品。

人が飛ぶ!!車が飛ぶ!!火柱が舞う!不景気もぶっ飛ぶ傑作アクション!!!
観終わった後は滅茶苦茶疲れるけど、超オススメだ!!!


さて、とうとう最新作が公開されたしたね。
監督変わってるのが気がかりですが、果たしてどうなるか…。
まぁ、ド派手なアクション映画は劇場で観てナンボなので、劇場に赴きまする。