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イルカの日のRのレビュー・感想・評価

イルカの日(1973年製作の映画)
2.5
何なんだーこの変な映画は!基本的に変な映画は変な映画なりにそこそこ楽しめる方なんやけど、これはちょっとキツかった💧めちゃめちゃ長く感じた。まず前半、イルカに人間のことばを教えようとしてるおっさんの研究が延々と描かれていく。生まれた直後に人間としか触れ合わない研究施設に隔離されたファーという名のイルカは、おっさんと奥さんの調教により、ちょっとずつ人間の言葉を話せるようになっていくんやけど、さらなる能力開発のためビーというメスイルカを入れてみたら、そいつらだけでイルカ語を通してコミュ取り始めたもんだから、逆に英語を話さなくなってしまった。と言うわけで、怒れるおっさんは2人を隔離、するとファーは寂しくなって暴れまわった挙句、ようやくふたたび人間語を話し始めて、ビーと再会。何かえぇ感じの話のように描いてあるが、何たる人間の傲慢!と思うスキも与えないくらい、まったりした展開なので、眠くて眠くて感覚麻痺。そうこうしてたら、その研究に資金援助してる組織の人々が絡んで来て、そいつらがあるとんでもない陰謀のために、イルカの研究成果を狙っている、というサスペンスちっくな展開になっていく。しかーし! 眠いのもあったかもやけど、どれがだれでどの名前がどいつなのか興味を失ってしまうくらい緊張感のないモタモタした展開で、しかも、え? それは何が何でもありえなくね?っていうくだらない陰謀…。わざわざそんな成功するのやらしないのやらまったく見通しのたたないことに資金援助し続ける意味がわからない。で、まぁ最後の辺は、イルカくんたちとヒューマンとのやりとりに涙を誘われたりするべきなのかもしれないが、どっちの側にもまったく感情移入できないため、大変どうでもよい感じで、苦痛の鑑賞時間でした。ただ、普段から動物に対してほぼ何の感情もわかない私に問題がある可能性が大きいですね。まぁ眠かったのもあるし。イルカたちがラブリーなのはわかるけどねぇ。映像とか演出が特に心に刺さらず、音楽も言われてるほどじゃなかったよーな…。すんません、もう一回見てみるべきなのかもしれません。そしたらすげぇ傑作だった!って言ってるかもしれん笑 んー。どうかなー。わからんなー。
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