ばるたん

イルカの日のばるたんのレビュー・感想・評価

イルカの日(1973年製作の映画)
4.7
そもそも、古いビデオテープで
このソフト持っているのですが、
DVDソフトの個人的目玉は、
テレビ放送時の“吹き替え版”。

映画公開時に映画館で見れなかった私が
最初にこの映画を観たのは、
テレビ放送でのことで、
そのときのイメージが鮮烈に脳裏に焼きついている訳です。
字幕版だとちょっと何かが足らないような気がしてしまいます。

この映画、イルカが人間の言葉をしゃべる訳ですが、
それが、英語の字幕版より
日本語の吹き替え版のほうが
この映画のイメージとして、
個人的に記憶されている訳なんです。

ショーン・コネリーの声が若山 弦蔵じゃないとだめなのと
同じ理屈です。

そんな訳で、DVDを手に入れて早速”吹き替え版”で見たわけですが、
やっぱり良いわぁ・・・この映画。

日本語吹き替え版の「パー、マー、すきー」は、
今見ると少々脱力かも(^ ^;)
ですが、この頃の吹き替えは味があります。

ストーリーはイルカに人間の言葉を理解させるべく
研究を重ねていた海洋動物学者が、
イルカを利用して大統領暗殺を企てる
という陰謀に巻き込まれるといった話なんですが、
CGじゃない本物のイルカの演技が素晴らしい!!
泳いでいるシーンを見るだけでも、
胸が高鳴ります!!

監督は「卒業」のマイク・ニコルズ。
フランスの作家ロベール・メルルの小説を、
「卒業」の脚本・監督コンビが映画化した
サスペンスです。

音楽がこれもまた映画にマッチしていて切なく良いんです。

“THE DAY OF THE DOLPHIN”イルカの日

泣けます!!

未見の方はこの機会にいかがですか?

https://american.naturum.ne.jp/e764602.html
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