おけい

レ・ヴァンピール -吸血ギャング団-のおけいのレビュー・感想・評価

3.7
死ぬまでに観たい映画1001本 4番

全10話で構成された超長い映画なので少しずつ鑑賞しました。数週間前から鑑賞し始め、やっと鑑賞し終わりました…

ストーリーはレヴァンピール(吸血鬼)と呼ばれるギャング団を追跡する新聞記者との攻防を描いたもの。

正直なところ前半は退屈で、疲れてる時に観ると何度も寝落ちしてしまいました🥺ただ後半見せ場も増えたようで、割と集中して観れたと思います。

1話完結で連続ドラマのような感じなので今のテレビシリーズの原点とも言えるし、カーアクションや橋から列車に飛び乗りガンアクションをするなど、スパイアクションの先駆け的なシーンが、この1915年のサイレント映画で見れるとは思わず驚いた部分も多い。

当然画は白黒なのですが昼間のシーン、夜中のシーン、家の中の暗闇のシーン、明かりを点けたシーンなど着色して変化を表現している。例えば暗い部屋はブルーで灯を付けたら黄色っぽくなったり。これは、後から復元した時に着色したものなんですかね❓そこだけちょっと気になりました。

女悪党イルマヴェップ(ミュジドラ)の動きや目の演技がなかなか印象的でした。
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