SHIROHITO

灼熱の魂のSHIROHITOのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.1
『Incendies(仏 : 火事)』
チアノーゼなるわ。苦しかったわ。予想だにしない展開に心臓が爆音に。うぅぅ…苦しい…
レディへに乗せて頭を丸められる少年のゆったりとした導入映像でめちゃくちゃ高まる期待!!
うわ、来たねこれ。これまた間違いないスタートでっせ!!ヴィルヌーヴーいーわー!!♫

なんて……

ワクワクしてた元気は何処へ……観ていて辛くて比喩じゃなくマジ苦しかった。酸素スプレー買っときゃ良かった。

【あらすじ】
双子の姉弟ジャンヌとシモンは、亡くなった母親ナワルからの遺言を受け、未だ見ぬ彼らの父親と兄の存在を知らされる。そしてジャンヌは父親への手紙を、シモンは兄への手紙を託され、二人は中東の母親の故郷へ初めて足を踏み入れる。。。

子供達が母親の故郷を訪ねるのと平行して、過去回想で内戦のさなか母親がどんな人生を歩んで来たかが語られていきます。
絡んでくるレバノン内戦については全く知らなかった。これから見る人は知らなくても問題はない。とりあえず見始めればどんどん引き込まれるのでまずは見てほしい。
反面、人に勧めづらいような。面白いから観てみて!なんて言えない。そんなタイプの作品だった。
とりあえずある程度体力あるときに観ることを勧める。
歴史上の紛争や宗教思想は絡むが、根幹に描かれてあるのは「愛」。
灼熱の人生を生きた母親の愛。
残酷な運命に焼かれても尚愛を生み出す母親の強さにもう涙せずにはいられなかった。

「マジでか!」とか「ウリィー!」って口にした映画は数あれど、
「うぁ、うぁ、うっ…」って軽く息苦しくなって再生止めたの初めてだった。

勧めづらいけど、やっぱり予告やあらすじ見て気になったら見てみるべき映画だな。

もう「You and whose army?」「Like spinning plates」無心で聴けないわーー(´・_ゝ・`)ドウシテクレンダ…


【どうしても一言言いたい】
他の不満は我慢する。だがこれだけは納得いかん。お前はなぜ白人なんだ。