マオ

灼熱の魂のマオのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.5
観終わったあと、どうしていいかわからなかった。

暴力、対立、宗教、報復、憎しみ…入り混じったすごいものみたけど、何を憎むのも問題にするのも違うような気がして、私もプールに入ってクールダウンしたかった。

画がきれいとか、話の進み方が面白いとか好きなところはたくさんあるけど、喰らったのはそこじゃない。

冒頭で父と兄を探して手紙を渡す遺言を伝えられる。私はシモンと全く同じ気分。親の思いややり残したことを子どもに背負わせるのやめてくれる?
1時間も経たないうちにこう思った自分をすごく恥じるのだが…。

全く世界が違うしすごく小さなことだけど、母や父にちゃんと向き合わないとな、と自分のこと考えた。(あくまで一般的な親子でありますが)

すごい映画だった。
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