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灼熱の魂のmaacoのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
4.0
すっごい重かった。ずっしりどっしり。
最初から最後まで見終わった後までそれはそれはもう重々しさを残すものだった。
オープニングがレディオヘッドなのでトムヨークの心がざわざわする不安を煽るような歌声からの幕開けとなりますが
まさにその通りの映画。。
とりあえずこれはレバノン内戦の知識入れてから見た方がいいかな。
私は途中で止めてwikiった。
最初はすっごい暗そうな映画って思いながら観てたけどだんだん母親の壮絶人生に引き込まれる。先が気になってくる。すごい盛り上がるところがあるわけじゃないし一貫して重くて暗いけど。
それに加え内戦の渦中という歴史背景が、、ね?
目を背けたくなるシーンがチラホラ。
しかしまぁまぁひどすぎるカミングアウトだよなぁ。墓場まで持っていけよと思ってしまったw いろんな意味で全員にとって酷すぎる。。
とりあえず気分は全く晴れません。
暗くて重くてみるのしんどいけどよくできてると思う。きっと愛と憎にすっごい揺さぶられたんだろうなってのが痛いほどわかる。
おすすめはしないけど観てよかった。
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