青二歳

暖簾の青二歳のレビュー・感想・評価

暖簾(1958年製作の映画)
4.1
川島雄三の大阪商人一代記!森繁が青年時代から老年を演じ、さらに一人二役でその息子を演じる川島雄三お得意のジェネレーションギャップドラマ。大店主人中村鴈治郎がいる前半は見事なバランスだが、さすがに森繁が一人二役で並ぶ(合成処理!)後半はちょっと画面に締まりが足りない。とはいえ一人二役は中々楽しく、見ごたえあります。

当てにしていた口入屋がダメだったと、たまたま見かけた商人風のおっさん(中村鴈治郎)を夢中で追いかけ自分を売り込む小坊主。根性!始まる丁稚奉公の日々!このオープニングが秀逸です。音楽もシャレて、オープニングクレジットの出し方もいい。

乙羽信子が愛らしい。山茶花究のドラ息子ぶりは味わいありそうなだめんず笑。いいですね。山田五十鈴のいとはんは厳しくないか?と思ったが後半の老齢の妻ぶりでは素敵な存在感。
宝塚映画作品。