これ好き嫌いがめちゃくちゃわかれそうな作品。
圧倒的にバイオレンスで殴る蹴るのオンパレード。途中USJのウォーターワールドみたいなシーンがあっておもろい。
この作品の圧倒的にすごいのが、脚本。
ジャイアンみたいなやつをいじめられっ子たちが救出する話なのだが、いじめていたやつに復讐するために助けるというかなりねじ曲がった動機のため現代の善悪がはっきり分かれた作品の傾向的にはついて行きにくい人も多いだろうなという印象。しかしながら、劇場版ドラえもんみたいに強者が弱者になり、弱者がその弱者を救出する型はやっぱり心温まるし子供しかできないストーリー構成なのかもしれない。
セリフはやっぱり相米さんで当たり前のように刺さるセリフを吐いてくる。個人的に子供たちが先生に吐いた下記二つのセリフが残った。
「先生は良い子と悪い子にしか興味ないんだ」
「先生はやっぱり先生なんだね」
