久しぶりの再鑑賞。この作品がシリーズで1番好みだろうか。現代的で複雑そうにも思えるが実はけっこう王道のストーリーであり、身体を張り手間を掛けたであろうアクションシーンなど魅力が多い。
オープニングからラストまでモダンな演出にも関わらず、変装したりビルに張り付きよじ登る画や取り引きシーンなど、何処か古典的とも思えるほどスパイらしさに溢れたムードが素敵だと思う。その辺りはブラッド・バード監督のセンスの様な気がする。確かアニメでもセンスの良さを凄く感じたイメージがある。
そして何と言ってもチームワークでミッションを熟すワクワク感は、1～3までには無い、他のスパイシリーズにも無い魅力ではなかろうか。詳しく知らないがTVシリーズに回帰している要素なのかも知れないが・・・・。チームとしてはサイモン・ペッグの存在が大きくてユーモアも効いているが、ジェレミー・レナーやレア・セドゥなど脇役陣のキャラも気持ち良くハマっている。
この作品をを観てローグ・ネイションを劇場に観に行ったが、少し繋がりもあって期待通り(以上！？)の楽しさだったと思う。4、5ではなくサブタイトルも付いて、この作品からリブートというかシリーズ再スタートしたのだと思いたい。
私的には007はじめ英国スパイに憧れがある。しかし今はスパイものではこのシリーズの新作が一番楽しみだ。何だか年齢を増すごとに、エスカレートするトム・クルーズのアクションに対する拘りを観に、エネルギーを貰いに、また劇場で観たいと思う。まだ少し気が早いかな・・・・・(笑)
2015.2.1
85点 これはかなり良かった。シリーズ全てをハッキリとは覚えていないが、このシリーズこんなに面白かったかな？と思うくらいテンポ良くド派手なスパイアクションが展開されていて気持ちがいい。ストーリーも分かり易く、脇役の仲間たちとのやり取りもいい感じで素敵だ。SFチックなスパイ道具もユニークだし、後半に乗っていた車も魅力的に観えた。楽しい映画だと思う。ローグ・ネイションを観に行きたくなった。
