ベルイマンのモノクローム作品の中でも特に構図、もしくは構成的に洗練されているように思える。また、それを叶えるためにカメラはパンしたりズームしたりと結構動く。光の輪郭で浮かび上がる女の顔や、多くのカットにおいて牧師の纏うスータンが画面で一番黒い部分になっているのも面白い。
最後の女の貴方のために祈ろう、というところはいい。愛は受け入れる入れないとかではなくてただそこにあってそして無償。そしてそれは神もまた然り、と。
自分の撮ってる短編のことばかり考えてて、全然映画見れてなかったけれどベルイマンの特集もそろそろどこかでやることだしやっぱりいいね映画は。見てよかった