くましん

冬の光のくましんのレビュー・感想・評価

冬の光(1962年製作の映画)
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神の沈黙と妻の死により形骸化した聖職と生に悩む牧師の物語である。陰鬱で暗い映画だ。生に悩んでいるこの映画の鑑賞者はこの映画から福音を受ける事は出来ないと思う。何が「冬の光」であったのか。確かに牧師が「光」を浴びるシーンはあった。そのシーンをこの映画のポジティブな起点と考え明るい解釈がもしかしたら出来るのかもしれない。
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