母親が死去して数年、父親も癌にかかり余命幾ばくとなってしまう。こうした設定は今の自分に恐ろしく酷似している。
一見、ものすごい悲劇な物語に思えるが実はやたらとハッピーな話である。
父親は突然ゲイということをカミングアウトし、年下の彼氏募集で若い男をゲット。ゲイで高齢で末期癌という逆境をなんと跳ね返してしまうというね。
主人公も38歳独身で天涯孤独になりかけてるのに、いきなり女優の彼女が出来ると言うね。
これ悲劇でもなんでもなく、これほど人生うまく行けば楽しかろうよ。って話。
ただ日本での現実はこんなこと起きないだろ?アメリカだから為せる技なのか?
そうした意味では日本って本当に息苦しい社会ではある。
そして映画に対して思う。せいぜい余生を楽しみやがれ。と。