20センチュリーウーマンからマイクミルズつながりで。この監督の抽象的な映像が、うまく入ってくる感じが好きです。
母が死んだあとに、75歳でゲイをカミングアウトした父と動揺しながらも受け入れていく息子のお話。
父ハルが亡くなるまでのお話と、亡くなった後の息子オリヴァーが感じる喪失感、若い女優アナとの出会いと恋愛を描いている。
オリヴァーは、父が亡くなった後の喪失感を持ちながら、日々イラストの仕事をこなしてると思いきや…CDジャケットのイラストが私的な作品になってしまうような精神状況。そんな時、アナと出会い38歳で恋に落ちるが…
何かを始めるのは勇気がいるし、先を考えると不安になる。でもそんなことを言ってられないほど、先がないハルはゲイをカミングアウトし、新しい世界に飛び込む。逆にオリヴァーは先を身過ぎて、不安を大きく抱えてしまい、色んなものをネガティヴに考えてしまう。人生なんでも初めては不安だけど、何とかなる!と思って進んでみなきゃわからないよねー
話の流れはゆったりしているけど、2つの時間軸が交互に進むのと、ちょこちょこ入る抽象的な映像もあって飽きずに見れる!
メラニーロランかわゆい。