RIO

イリュージョニストのRIOのレビュー・感想・評価

イリュージョニスト(2010年製作の映画)
3.9
Sylvain Chometのピアノが響く

1950年代のパリ
多くを人に与える人 タチシェフ
世界のあちこちでマジシャンの
旅を続ける

スコットランドの離島 
小さな島で知り合った少女
いかにもひとりぼっちで生きてた

二人はエジンバラで暮らし始める
彼女が大人に成長する姿を見て
もう大丈夫となるとすっと身を引きます
紳士ですね

また良いところでピアノ曲がかかる

名もなく貧しく美しい人生
当時はこういった人格者が
多かったのではないでしょうか

キッチンで自分の兎が見つかって
ホッとするところとか
手足の動きがすっごく独特で
愛らしさがあってお洒落

すぐ開いちゃう窓からの風が
本のページをめくる
次の旅の始まりを知らせている

タチシェフは何処に行っても
彼自身であるだろうなぁ

静かな終わり方が素晴らしかった 涙
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