Sylvain Chometのピアノが響く
1950年代のパリ
多くを人に与える人 タチシェフ
世界のあちこちでマジシャンの
旅を続ける
スコットランドの離島
小さな島で知り合った少女
いかにもひとりぼっちで生きてた
二人はエジンバラで暮らし始める
彼女が大人に成長する姿を見て
もう大丈夫となるとすっと身を引きます
紳士ですね
また良いところでピアノ曲がかかる
名もなく貧しく美しい人生
当時はこういった人格者が
多かったのではないでしょうか
キッチンで自分の兎が見つかって
ホッとするところとか
手足の動きがすっごく独特で
愛らしさがあってお洒落
すぐ開いちゃう窓からの風が
本のページをめくる
次の旅の始まりを知らせている
タチシェフは何処に行っても
彼自身であるだろうなぁ
静かな終わり方が素晴らしかった 涙