イリュージョニストの作品情報・感想・評価

「イリュージョニスト」に投稿された感想・評価

pico

picoの感想・評価

5.0
こ、これは…!
映画館で観たかった‼︎

アニメ映画としてではなく、
映画作品として、大好きだ。

奥行きの深い映像と音楽。美しい。
ヨーロッパの街並みに、
すぐに世界観に引き込まれた。

そして、ポスターからは
想像もつかなかったストーリー展開に。
天使かと想った少女は、悪魔なの?
出逢わない方が良かったのかな…
いや、それ以上に
彼は少女を笑顔にすることで、
少女は彼に夢を与えてもらうことで、
お互いに幸せを共有した。
でも、ずっと夢は続かない。
彼はマジシャンではなく、
イリュージョニストだったんだ。

最後に短い方の鉛筆を差し出す彼に
複雑な想いがみえて、胸が痛かった。
Kazunari

Kazunariの感想・評価

4.0
売れないイリュージョ二ストのいきあたりばったりの旅。


途中で出会った少女に振り回されるおじさんがだんだんとお父さんに見えてきた。イリュージョンは得意なのに他は不器用。色々なキャラクターと一人一人の人生の背景がじわじわと伝わってきた作品でした。

平凡で平凡で最悪だけど人生観のある感じ。
もなた

もなたの感想・評価

3.5
哀愁ある

このレビューはネタバレを含みます

アリスが主人公についていく動機やエピソードが少なすぎたのが違和感。いきなり綺麗になったり彼氏が出来たりが唐突で、ちょっと感情移入しにくかった。美しい絵や、ホテルに一緒に住む大道芸人達、場末の侘しい雰囲気やたまに登場する個性の強い人物などディティールは面白くて好きでした。
フランスのアニメーション映画。淡く、暖かみのあるアニメーションです。
売れない冴えない老奇術師が、少女を拾うが、やがて少女は幸せを掴み、去っていく。予備知識無しで見始めましたが、興業がさっぱりうまくいかず転々とする老奇術師の姿に、「そろそろ心を通わせる少女が出ないとな…(笑)」と思ってたら、ドンピシャのタイミングでヒロインのアリスが登場したわけですよ。こういう先読みを許す脚本は逆説的にとても優れていると思うわけです。話の運びが視聴者の感覚的に自然な訳ですからね。
少女を助ける奇術師には、純粋な気持ちしかない筈なのに、別の出逢いを迎えたアリスを見ていて、どこか切なく寂しい気持ちになるのは、娘を見守る父親の視点になってるからかな。
奇術師が残した最後の言葉。そうだとも言えるし、そうでないとも言える。アリスに掛けられた魔法はちゃんと残ったんじゃないのかな。
心に小さな光を灯して、その暖かさを存分に味わわせてくれたあと、そっと消してしまう そんな映画だった
hagy

hagyの感想・評価

3.5
曇り空に冷たい雨が降りしきるブリテン島が舞台の渋いアニメーション
主人公は後ろ姿の彼
振り返るとなんと60くらいの眼鏡かけた冴えないおっさん
ロンドンの街に受け入れられなかったマジシャンは、ケルト文化圏へ行き、そこそこ仕事は得るものの、、、、


こんな雨の夜に、目の前にいる人を楽しませたいって気持ちはなんとあったかいことか
染みチョコ☺︎👏
手品は魔法ではなくて何もかもが上手くいくわけでもないし、テレビや他のメディアが出てくるにつれて人気も落ちていくかもしれない。人間だって同じようなもので、すぐに時代遅れと呼ばれたりするし、一人いなくなったところで世界が大きく動くことはまれである。

けれど、魔法使いは存在しなくても手品師は存在していた。
慶

慶の感想・評価

3.0
セリフの少ないアニメ映画。老手品師が貧しい少女に魔法使いだと思われ付きまとわれる。
魔法のように靴を与え、魔法のように服を与え、やがておじいちゃんと孫というより恋人のように連れ添い始める。胸が締め付けられるが温かい気持ちになれる映画。
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