ユースケ

AVN/エイリアンVSニンジャのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

AVN/エイリアンVSニンジャ(2010年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

日本初の逆輸入型日本映画レーベル【Sushi Typhoon】シリーズ第1弾である本作は、【エイリアンVSプレデター(AVP)】のタイトルはおろか略称までパクった【エイリアンVSニンジャ(AVN)】からわかるように、エイリアンとニンジャが戦うだけのハイコンセプトな一本。

ハッキリ言って映像は子供向けの東映特撮クオリティだし、プロットは【プレデター】のパクリだし、エイリアンのデザインは微妙だし、コメディリリーフの土平ドンペイと西尾季隆(X-GUN)は不要だし、81分しかない上映時間を長く感じましたが、くノ一女優である肘井美佳のエロアクションだけは一見の価値あり。駅弁状態で喘ぎ声をあげながらエイリアンをぶん殴ったり、大開脚でエイリアンの尻尾を避けたり、吐息を漏らしながら口の中からエイリアンを取り出したり、イメージビデオのような中途半端なエロスはたまりません。

殺陣師であり谷垣健治の弟子である三元雅芸のアクションも素晴らしかったのですが、一世風靡セピアの【前略、道の上より】のカバーをバックにしたエイリアンとのチャンバラから【導火線 FLASH POINT】のクライマックスのドニー・イェンVSコリン・チョウを露骨にパクったエイリアンとのステゴロの流れを無邪気に楽しむ事ができませんでした。

序盤のぶん投げた二本の刀を二本の小太刀で操るアクションがちょっとワクワクしただけにちょっと残念な作品でした。