トム・クルーズ主演のアクション物の中で１番好きかも。トム・クルーズが演じるアクション映画の主人公って、何でもトム・クルーズになっちゃうんです。イーサン・ハントやジャック・リーチャー、その他諸々含めです。でも、この映画ではトム・クルーズとしてではなく、ロイという1人の登場人物として見れたんです。何でだろうと考えてみたんですが、ひたすらにこのロイという人が魅力的でカッコいいからなんですね。神出鬼没で笑顔を絶やさず、ヒロインを助け守る。自身が悪者になったとしてもです。そんな彼に心惹かれていくキャメロン・ディアスも可愛らしく、また行動的で微笑ましいです。
いつかはこない。だったら行動するしかないという在り方も好感が持てました。ジェームズ・マンゴールド、ただのアクションで終わらせない所が上手いなあと思います。
