ミミック

王と鳥のミミックのレビュー・感想・評価

王と鳥(1980年製作の映画)
3.7
王宮の絵から抜け出した若い男女を執拗に追う独裁政権の王。普遍的な風刺アニメ。気に入らなければボタンひとつで消し去る恐さ。政権を真っ向から批判する鳥はマスコミの本来あるべき姿か。王が似たやつとすげ変わっても誰も気付かない虚しさ。男が捕まってから話の進みが少し遅い。巨大ロボットは権力者の私欲のための大量破壊兵器のメタファー、それゆえロボットの手だけが写るラストシーンが象徴的。
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