焼きはらす

王と鳥の焼きはらすのレビュー・感想・評価

王と鳥(1980年製作の映画)
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鳥は抑圧から逃れようとする自由意思の象徴だと思う。それを踏まえるとラストは美しく、重い。この物語の続きを僕ら観客はまさに今生きているのだと感じる。
大量生産される王様の像を落書きしてめちゃくちゃにしたり、盲目の男が奏でる音楽に恐ろしいライオン達が癒されて凶暴さを忘れるなど、どんな世界であっても表現や芸術の力は死なないことを教えてくれるようで少し嬉しかった。
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