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ゴーストライターのjedimaster221のレビュー・感想・評価

ゴーストライター(2010年製作の映画)
3.0
スコットランド人のE.マクレガーとアイルランド人のP.ブロスナンが出演。

元英国首相の自伝の為のゴーストライター。

何だこの、面白そうな設定。

と、期待しての鑑賞でしたが感想としては、
「惜しい。」の一言に尽きます。

イギリスの暗い雰囲気が良く出てるなぁと
思いきや何と舞台はアメリカのとある島だと。

アメリカにもこんな鬱な雰囲気があるのね(笑)

勿論、ロンドンの街並みも多少なりと見れますが殆どはアメリカでの話になります。

波打ち際に横たわる死体やレッカーで移動されるBMW。
ミステリーらしいオープニングで期待度はあがります。

主人公は、やり手の代理人のお陰で高額なギャラの仕事を手に入れて元首相が居る島に向かう事になるのですがまさか、あんなラストを迎えるとは…

今作のブロスナンですが、意外にも完全に脇役に徹していますね。
流石に元ジェームス・ボンドらしく気品やゴージャス感はバッチリで元首相役にハマります。

マクレガーも控えめだけど好奇心はそれなりに持っているライター役を上手く演じていたかと思います。
それに、巻き込まれ系もイメージに合いますね。

登場人物達のクイーンズイングリッシュがとても心地良くて、あのアクセントを聞いているとBBCの影響なのか頭が良くなりそうです(笑)

一応はサスペンスなので、あまり詳しく書けませんが中々に巧妙な筋書きだとは思いますが、それ故に疑問点も多々あったところが残念でしたね。

ラストシーンなんて、「やっぱりそうなりますよねー」な、オチですのでここに関してはもう一捻り入れて欲しかったですね。

中盤から謎解きみたいな感じで話が進み出した時は結構ハラハラしそうになりましけど、撒き散らした伏線の回収をしないままにエンディングを迎える為にモヤモヤ感が残ってあれはどうなったんだ?感が半端ないっす。(笑)

それでも、全体的な雰囲気も良いので大人の上質なミステリーと云った作品ですかね。