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処女の泉のmkのレビュー・感想・評価

処女の泉(1960年製作の映画)
4.5
ベルイマンにしてはわかりやすい彼の永遠のテーマ「神の沈黙」

信仰深い春を体現するような少女と一家を襲った悲劇。父親も自身の復讐で穢れた手をみて神の存在を問うものの、ラストシーンでそのアンサーが現れる

北欧の自然の美しさ。台詞がほとんどない表情と視線での演技。彼が参考にした黒澤明の「羅生門」も観なくては
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