Keny

処女の泉のKenyのレビュー・感想・評価

処女の泉(1960年製作の映画)
3.7
-煙が屋根の下で震えてるのは、外の世界で自分がどうなるか知らないからだ-

暗示的な蛙の気味悪さ。
汚れた人間世界を横目に穏やかな活動を続ける自然。神よ、なぜ何も言ってくれない?
罪を洗い流すように湧き出る泉は神の恵みか、娘の許しか。
ベルイマンは少し丁寧すぎるきらいがある。
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