これもすごいわー。
「神ってほんとにいるの?」ってテーマでわりと分かりやすかった!
ラストのシーンからもベルイマンは神(の存在)・キリスト教を批判してるわけじゃないと思う。ただ、誰もが抱く疑問を映画…
神の不在を描いたものって、遠藤周作の沈黙は別として、ジッドの狭き門とか、ちょっとキリスト教に馴染みがないと心情が伝わりにくい。でもこれはキリスト教とかじゃないし、そもそもわかりやすい。
牧歌的でさえ…
陵辱の果てに命を奪われた少女の悲劇と少女の父親による復讐を描いた作品だが、単なる復讐劇ではなく、ベルイマンの創作の源泉である神の不在/実在と神の沈黙に対する疑問が投げかけられている超傑作。
中世スウ…
ベルイマン鑑賞4本目。今回TSUTAYA発掘良品でレンタルが可能になったベルイマン黄金期三部作は野いちご、第七の封印とこれだが、本作は他の二作に比べてそうでもないというイメージだった。
しかし、観…
タイを旅行中、映画が大好きだという日本人と知り合い、この監督の話になり、勧められた作品。
まず、最初のワンカットからやられる。
こちらを睨みつける女性。
そしてその女性がどこか部屋の中で働いていて…
わたしはキリスト教徒ではないし、知識も全然無いから完全には読み取れなかったが、ざっくり、神の沈黙にうろたえる人間達の姿を描いた作品だった。1960年代に、この作品を作ったというのは衝撃的。その時代に…
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