のっけから絡みかよっ!
ひたすらに今を生きるベティと、ボーイフレンド/ゾルグの純粋すぎる愛の物語。
Punkそのものなベティ。こんな人絶対関わりたくないけど、抗いたい魔力があるし共感や憧れもある。
バカ騒ぎする序盤〜中盤からは信じられないほど重い展開に転がっていき、どうなっちゃうの?!と息を呑んでたら、、、悲しい結末が待っていました。
まるでシド&ナンシー。暴走と自滅を垣間見たと同時にとても美しいものに触れた気にもなれます。
そしてこの映画、俳優の演技がほんっっっっっとうに素晴らしい!!!!特にベティ演ずるダルの目がたまらないっす。演技は最終的に目に行きつくと思ってて、この人信じられないほど目だけで喜怒哀楽や狂気を表現できる類い稀な人。
いやぁ、しかし堕ちますね。暗闇に堕ちたからこそ光の眩しさを感じられるというか。決していい話しじゃないけど、たまに見返したくなる作品。