ちょっと期待し過ぎてしまった。映画自体が何だか拙い感じ。ストーリーをなぞるのに精一杯で、セリフでの説明に頼り過ぎ。なので登場人物たちも薄っぺらい。
Vとイヴィーの会話の場面など、ただ2人のアップを交互に映すだけで、しかもそれが長々と続く。今どきこんな単調なカメラワークある？？意図的なものなの？
Ｖが戦うシーンだけはとてもカッコよく撮っていて、そうかこれはDC(の成人向けレーベル)の漫画が原作だったなと納得。あのダークヒーローを実写で楽しみたい、という人向けの映画。社会派映画と勘違いしてました。
マザーグースやシェイクスピアを引用したり、「V」を繰り返し用いたりみたいなところは英語話者だったら面白かったのかも知れません。
