KJパスト代理人

Vフォー・ヴェンデッタのKJパスト代理人のレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.6
本作に影響を受ける厨二病患者が後を絶たないが、もの凄くわかる。

だってかっこいいんだもの、あのマスクとフォルム。
翻訳版の原作にも手が出ちゃう。

抑圧されまくりの監視社会の近未来ロンドン。
そのロンドンの夜を駆け、人々を解放しようとするダークヒーロー「V」

作中に流れる名曲1812は譜面に楽器として大砲ってのがあって忠実に再現できるのは、国内じゃあ自衛隊ぐらいなわけで。

さておき本作はこの曲が序盤とラストにあるわけで。
それが流れるたびにスカッとしまくり、高揚しまくりなわけで。

シナリオ、テンポもかなりいい。
途中Vがひたすらドミノに夢中になって何やってんだコイツ感はあるが、それすらなんかかっこいい!

体当たり演技で坊主になるナタリーポートマンもいい味出しまくり。

もちろんアクションもシーンは少なめだが、マトリックスばりにスタイリッシュでかっこいい。

ラストのが壮大極まりで、これぞ名作感は半端ない作品。

厨二病ホイホイの傑作。