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Vフォー・ヴェンデッタのnaitのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.2
もうこの作品も10年くらい経つが、アノニマスに代表されるように、この仮面は強烈な印象を残す。
個でありながら一つの信念ってスゴいチカラがあるし、恐ろしい。

マトリックスのウォシャウスキー姉弟が脚本。
彼らのテーマであるマイノリティの想いは本作も表現されている。体制を変えんとする謎の仮面の男と彼に命を救われた女性。
DCコミックス原作。結構暗いし、辛い描写も多い。
でも、ここで描かれるのはいつの時代、どの場所においても人間が持つ勇気、信念、行動基準、誰にでもあるハズのココロ。
コレを表現したエンディングは非常に秀逸でよく考えたなと思いましたね。
ただ、ある価値観においては正しくても、逆の立場から見た場合は反逆思想でしか無い。だからどう選択し、どう行動するのかを決めるのは自分次第ってことかな。後悔しないように。

劇場公開時もスゲーとは思いましたが、改めて観るともっと感銘を受けた。
ナタリー・ポートマンもスゴいが、ヒューゴ・ウィービングもすごい。素顔無しですからね。