Rily

Vフォー・ヴェンデッタのRilyのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.0
ナタリー・ポートマンとVにお会いしたくなったので再鑑賞。2回目。
まずスタートして冒頭で即一時停止、歴史が絡むので、11月5日ガイフォークスデイについて再度インプット。

舞台は独裁国家になった2020年イギリス。政府の監視下に置かれた国民。もちろん外出も制限。そこで登場、V。これがまたカッコいい!お前たちは間違っている。そう、いまこそ革命を!自由を!目を覚ませ国民よ!と。(言葉にはしないが)
自分の“命”に代えてでも勝るもの、それは“理念”。

だがこの革命家兼テロリストV、とてもカッコいいんだが、ダンス・映画・音楽・料理と実に人間ぽく(人間だが)、言葉選びもロマンチスト、故に変態。Vを演じるのがあのエージェント・スミス役のあのお方ってのも憎い。(顔は出ないが)
ナタリー・ポートマンがバリカンで坊主頭(1発本番?)になってもやっぱり綺麗なお方で、お茶目な衣装姿も観れる。

通して、この場面なにかに似てるなって思ったら、ショーシャンクのあの名シーン、マトリックスのあの格闘シーン、ファイトクラブのあの爽快なシーンとシンクロしました。(すべての作品に敬意を込めて…)

現在イギリスではハロウィンよりも、ガイフォークスデイのほうが盛んな行事らしいです。
現代社会への皮肉めいたメッセージ性もうかがえる。
やっぱりおもしろい!
Rily

Rily