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Vフォー・ヴェンデッタのmoyoのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.2
3回目の鑑賞

良い映画。
復讐の物語だが、なぜか観終わったら心が暖かくなる。

それは多分Vが好きだからだ。
仮面を付けていて決して表情は見えない。
それなのになぜか優しい笑顔だったり、悲しみや、怒りだったりといった表情を“感じる”ことができる。
表情が見えないのに、より人間味を感じることができるのだ。
そして“感じる”からこそより深く心に入り込み、最後はVの想いを感じながらエンドロールを迎えることができる。

話は少し複雑な部分もあるが、ラストへの大筋の流れはしっかりしている。

この映画はいかにVの気持ちを感じることができるかで見方が変わってくると思う。
私はVの悲しみを、怒りを感じることができた。

Remember, remember the 15th of November.

作品として4点。
ナタリー・ポートマンの可愛さで+0.2点
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