虹島流浮

メンフィス・ベルの虹島流浮のレビュー・感想・評価

メンフィス・ベル(1990年製作の映画)
3.6
マシュー・モディーンとショーン・アスティンは共演したことがあったんですね。

『ストレンジャー・シングス』ではナチスのような非道な悪役としてすっかり浸透していますが、彼の映画史を覗くと『バーディ』で戦争の犠牲者となり、『フルメタル・ジャケット』では善と悪の間で揺れ動き、そして『メンフィス・ベル』では少し位が高くなり指揮官に。そして年老いて悪に陥りパパに。
アナキン・スカイウォーカーみたいな俳優人生ですね(笑)

本作はデススター戦とも重なる展開でもあり、後半は『世にも不思議なアドベンチャー』のスピルバーグが監督した『最後のミッション』(1987)と同じというか、こちらも実際のメンフィス・ベルの生還物語を基にしていると思われる。車輪がでないクダリをファンタジーにしてしまうスピルバーグも好き。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ではそれほど思わなかったけれども、エリック・ストルツはマイケル・J・フォックスに似てますな。目と骨格が。

ジョン・リスゴーはいるだけで愉快。
デヴィッド・ストラザーンは存在だけで説得力。